【盛岡市 屋根外壁塗装】白からグレーへ|雨だれ汚れを「色」と「超低汚染塗料」で解決|S様邸
【盛岡市 屋根外壁塗装】白からグレーへ|雨だれ汚れを「色」と「超低汚染塗料」で解決|S様邸 施工データ
| 施工住所 | 岩手県盛岡市八幡町 |
|---|---|
| 施工内容 | 外壁塗装屋根塗装防水工事コーキング打替 |
| エリア | 盛岡市 |
| 施工内容詳細 | 屋根塗装・外壁塗装(2色塗り分け)・付帯部塗装・シーリング打ち替え・笠木シーリング打ち替え・バルコニー防水 |
| 工事を行ったきっかけ | |
| 外壁材 | 窯業系サイディング(グレー×ブラウンのツートン) |
| 屋根材 | 金属屋根(横葺) |
| 外壁使用塗料 | アステックペイント 超低汚染リファイン1000MF-IR(ベース色:ニンバス/アクセント:ヤララブラウン 3分艶)/下塗り:エポパワーシーラー |
| 屋根使用塗料 | SK化研 エスケープレミアム無機ルーフ(グレー) |
担当スタッフより
盛岡市八幡町のS様邸にて、屋根塗装・外壁塗装・付帯部塗装・シーリング打ち替え・バルコニー防水を行いました。テーマは「汚れが目立つ白い外壁を、グレーに変えて解決する」こと。塗料は屋根に無機、外壁にフッ素というハイグレードな組み合わせを採用し、ブラウンのアクセントを活かした端正なツートンに仕上げました。
白い外壁の悩み|雨だれの「黒い筋」はなぜ出るのか
施工前のS様邸は、白系の外壁に上から下へ流れる黒い筋がはっきり出ていました。窓の下や換気フードの下から始まる、あの縦の汚れです。
これは「雨だれ汚れ」と呼ばれるもので、空気中のホコリや排気ガスが外壁に付着し、雨で流れ落ちる途中で溜まって固着したもの。汚れが多いというより、白は汚れが最も見えやすい色だということです。同じ量の汚れでも、白なら真っ黒に見え、グレーならほとんど分かりません。
洗浄すればいったんは落ちますが、白系のまま塗り替えれば、数年後にはまた同じ状態になります。S様も「洗っても落ちない」とお困りでした。
解決策|「色」と「塗料」の両方から汚れに対策する
そこでご提案したのが、①色をグレーに変える ②超低汚染塗料を使うという二段構えの対策です。
① 色:白 → ニンバス(グレー)へ
外壁の汚れが最も目立ちにくいのは、実はグレー系やベージュ系です。汚れの色(黒〜灰色)に近いため、付いても輪郭が出にくい。今回選んだ「ニンバス」は青みを抑えた落ち着いたグレーで、既存のブラウンとの相性も抜群でした。
② 塗料:超低汚染タイプで、そもそも汚れを付きにくく
色でごまかすだけでは不十分です。塗膜そのものに汚れが付きにくい性質を持たせることで、根本的に改善できます(次の項目で詳しくご説明します)。
結果は写真のとおり。白からグレーに変わったことで建物全体がぐっと引き締まり、ブラウンのアクセントも際立ちました。「想像以上に印象が変わった」とS様にも喜んでいただけた配色です。
【外壁塗装】アステックペイント「超低汚染リファイン1000MF-IR」(ニンバス/ヤララブラウン 3分艶)
今回の主役です。この塗料の「超低汚染」は飾りの言葉ではなく、塗膜表面が親水性(水になじむ性質)を持ち、付着した汚れと壁の間に雨水が入り込んで、汚れを浮かせて洗い流すという仕組みを指します。いわゆるセルフクリーニング効果です。今回の雨だれ汚れのお悩みには、まさに直球で効く塗料といえます。
樹脂グレードはフッ素。紫外線による色あせやチョーキング(触ると白い粉が付く現象)に強く、期待耐用年数の長さも魅力です。「-IR」は遮熱性能を示し、夏場の室温上昇をやわらげます。艶は3分艶を選び、テカりすぎない落ち着いた質感にしました。
アクセント面のヤララブラウンは、既存のブラウンを活かした深みのある色。ツートンの塗り分けは、色の境目にどれだけまっすぐな線を出せるかがすべてです。マスキングの精度とハケさばきに、いちばん神経を使う工程でもあります。
【屋根塗装】SK化研「エスケープレミアム無機ルーフ」(色:グレー)
金属屋根(横葺)には、SK化研のプレミアムリフォームシリーズから無機塗料を採用しました。無機成分は紫外線で分解されないため、有機塗料に比べて色あせ・チョーキングが起こりにくいのが最大の強みです。屋根は建物のなかで最も紫外線と雨を受ける場所。ここに一番強い塗料を持ってくるのは理にかなった選択です。
金属屋根の塗装では、下塗りに防錆性のあるエポキシ系(スーパーボーセイエポ)を使い、下塗り→中塗り→上塗りの3工程で仕上げました。雪止め金具は洗浄時にサビの有無を1本ずつ確認し、必要があれば交換する方針でお預かりしています。
見落とされがちな「笠木のシーリング」も打ち替え
今回とくにご覧いただきたいのが、バルコニーの笠木(かさぎ/手すり壁の上に載っている金属のフタ)のシーリング打ち替えです。
笠木は真上を向いているため、雨が直接当たり続け、水が溜まりやすい部位。ジョイント部分のシーリングが切れると、そこから手すり壁の内部に水が入り込み、下地の木材を腐らせたり、階下の天井にシミを出したりします。しかも上を向いているので下から見上げても劣化が分からず、足場を組んだときにしか点検できません。「外壁も屋根もきれいなのに雨漏りする」という現場では、笠木が原因というケースが実に多いのです。
S様邸では既存のシーリングをすべて撤去し、清掃→プライマー塗布→充填→ヘラ押さえの手順で打ち替えました。バルコニー床の防水トップコートも2回塗りで更新しています。
【シーリング・付帯部】
サイディングの目地とサッシまわりのシーリングは既存を全撤去してから打ち替え。カット後にハケで清掃し、プライマーを塗布したうえでセメダイン「POSシール」とアステックシールを充填しました。
破風板・雨樋・竪樋は日本ペイント「マックスシールド」とアステック「1液マックスシールドネオSi-JY」で2回塗り。軒樋は「表側はヤララブラウン、裏側はニンバス」と塗り分け、竪樋は接する外壁の色に合わせるという細かい指定で仕上げています。軒天と水切りはホワイトでまとめました。
外壁の色選びによくあるご質問
Q. 外壁で汚れが目立ちにくい色は何ですか?
A. グレー系・ベージュ系です。汚れの正体はホコリや排気ガスで、色としては黒〜灰色。これに近い色ほど、付着しても輪郭が出にくくなります。逆に最も目立つのが白と黒(白は黒い汚れ、黒は雨染みや粉が目立つ)です。
Q. 白い外壁にしたいのですが、諦めるしかないですか?
A. そんなことはありません。今回のような超低汚染タイプの塗料を選べば、白でも汚れの付着をかなり抑えられます。「白にしたいなら塗料のグレードを上げる」——これが現実的な答えです。色だけ、塗料だけで判断せず、組み合わせで考えるのがおすすめです。
Q. 色を変えると家の印象はどれくらい変わりますか?
A. 想像以上に変わります。とくに明度(明るさ)を変えると効果が大きいです。今回のように白からグレーへ落とすと建物が引き締まって見え、逆に濃色から明るい色にすると軽やかで大きく見えます。
Q. 無機塗料とフッ素塗料、どちらが上ですか?
A. 一般には無機のほうが耐候性が高いとされます。ただし価格も上がるため、紫外線を強く受ける屋根に無機、外壁にフッ素という今回の組み合わせは、費用と耐久性のバランスが取れた実用的な選び方です。
Q. 色は何を見て決めればいいですか?
A. 小さな色見本だけで決めるのは危険です。面積が大きくなるほど色は明るく鮮やかに見えるため、イメージより派手になりがち。イエマモではA4以上の大きな見本や、実際の施工事例の写真をご覧いただきながらお選びいただいています。
盛岡市で外壁塗装・屋根塗装をお考えの方へ
イエマモは盛岡市・滝沢市・矢巾町・紫波町・八幡平市・雫石町を中心に、外壁塗装・屋根塗装を専門に手がけています。「汚れが目立ってきた」「同じ色にすべきか、変えるべきか迷っている」——色選びのご相談は、私たちがいちばん力になれる場面です。お住まいの向き・周囲の環境・汚れの出方まで見たうえで、後悔しない色をご提案します。
現地調査・お見積りは無料です。まずはお気軽にお問い合わせください!
【盛岡市 屋根外壁塗装】白からグレーへ|雨だれ汚れを「色」と「超低汚染塗料」で解決|S様邸 写真ギャラリー

施工前|白い外壁に出ていた雨だれ汚れ
施工前の様子です。白系の外壁には、窓下や換気フードの下から流れる黒い筋(雨だれ汚れ)がはっきり出ていました。汚れが多いというより、白は汚れが最も目立つ色。同じ量でも、グレーならほとんど分かりません。金属屋根(横葺)も表面のツヤが引けてきた状態でした。
屋根 高圧洗浄
工事のスタートは高圧洗浄から。業務用洗浄機で屋根の汚れと粉化した旧塗膜を洗い流します。ここを手抜きすると、どんな高性能な塗料でも数年で剥がれてしまう、最も大事な下準備です。
外壁 高圧洗浄
外壁も上から順に洗浄。サイディングの凹凸に入り込んだ汚れや、軒天・破風・バルコニーの床まで、順番に水圧で落としていきます。
シーリング撤去
サイディングの目地とサッシまわりの古いシーリングを、カッターで切り込みながら撤去します。上から重ねるだけの「増し打ち」では厚みが足りないため、イエマモでは打ち替え工法を標準にしています。
シーリング プライマー塗布
溝の内部をハケで清掃してから、専用プライマーを塗布します。シーリング材と下地をがっちり結びつける接着剤の役割で、10年後の剥がれを防ぐ決め手になる工程です。
シーリング 充填
アステックシールとセメダイン「POSシール」を隙間なく充填。塗装に適したノンブリードタイプで、上から塗った塗料が汚染されにくいのが特長です。
シーリング 仕上げ完了
ヘラで押さえてマスキングテープを剥がすと、目地が定規で引いたようにまっすぐ。雨水の侵入経路をしっかり塞ぎ、外壁の防水ラインが復活しました。
屋根 下塗り完了
金属屋根には防錆性のあるエポキシ系下塗り材を塗布しました。金属屋根の塗装は、この防錆下塗りをきちんと入れられるかどうかで寿命が大きく変わります。雪止め金具も洗浄時にサビの有無を1本ずつ確認しています。
屋根 中塗り
SK化研「エスケープレミアム無機ルーフ」グレーの1回目。無機成分は紫外線で分解されないため、有機塗料に比べて色あせやチョーキングが起こりにくいのが最大の強みです。
使用材料|屋根・外壁の主材
左からアステック「超低汚染リファイン1000MF-IR」×2缶、右がSK化研「エスケープレミアム無機ルーフ」。外壁はフッ素、屋根は無機という、紫外線の当たり方に合わせたグレード配分です。
屋根 上塗り
2回目を塗り重ねます。下塗り・中塗り・上塗りの3工程で所定の膜厚が確保され、メーカーが想定する耐用年数をきちんと発揮できる屋根になります。
屋根 上塗り完了
つややかなグレーの屋根が完成しました。もとの色を活かしつつ、無機塗料でしっかり保護。雪止め金具のまわりも塗り残しなく仕上げています。
養生
塗装前の養生。窓・玄関ドア・設備まわりをビニールとテープで覆い、塗料が付かないようにします。仕上がりの美しさは、この養生ラインの精度でほぼ決まります。
外壁 下塗り
アステック「エポパワーシーラー」を塗布。旧塗膜との密着を高める下塗り材で、この上に乗る2回の仕上げ塗りが本来の性能を発揮するための土台になります。
外壁 中塗り|ニンバス(グレー)
ベース面はアステック「超低汚染リファイン1000MF-IR」のニンバス。白からグレーへ色を変えることで、雨だれ汚れが目立ちにくくなります。さらにこの塗料は塗膜が親水性を持ち、汚れを雨が洗い流すセルフクリーニング効果を発揮。色と塗料の両面から汚れに対策しました。
外壁 上塗り
仕上げの2回目。ローラーの重ね幅を一定に保ちながら塗り進めることで、光の当たり方が変わってもムラの出ない均一な塗膜になります。艶は3分艶で、テカりすぎない落ち着いた質感に仕上げました。
外壁 中塗り|ヤララブラウン
アクセント面はヤララブラウン。ツートンの塗り分けは、色の境目にどれだけまっすぐな線を出せるかがすべてです。マスキングの精度とハケさばきに、いちばん神経を使う工程です。
外壁 中塗り完了|ブラウン面
縦張りサイディングの深みのあるブラウンが蘇りました。グレーとの境目もぴしっと通っています。
軒天 1回目
軒天には日本ペイント「ケンエースG-Ⅱ」を塗布。防カビ性が高く、湿気がこもりやすい軒裏に適した塗料です。凹凸のある吹き付け仕上げなので、ローラーの含みを調整しながら進めます。
軒天 2回目
2回目の塗り重ねで白さがぐっと引き締まりました。軒天が明るくなると、見上げたときの家全体の印象が大きく変わります。
破風・雨樋 ケレン
塗装前に研磨材で表面を目荒らし。旧塗膜のツヤを落として細かい傷をつけることで、新しい塗料の食いつきが格段によくなります。付帯部の仕上がりを左右する下地処理です。
破風・雨樋 1回目
破風板と軒樋の塗装へ。今回は軒樋の表側をヤララブラウン、裏側をニンバス、竪樋は接する外壁の色に合わせるという細かい指定で塗り分けています。
破風・雨樋 2回目
2回目を塗り重ねて、しっとりとした深いブラウンに。軒先のラインが一本につながり、建物の輪郭がきりっと締まります。
バルコニー 施工前
バルコニーの施工前です。床の防水トップコートが色あせ、笠木(手すり壁の上に載る金属のフタ)のシーリングにも痩せが見られました。
バルコニー トップコート 1回目
ケレンで下地を整えたあと、防水トップコートの1回目。立ち上がりとサッシの取り合いは刷毛で先行させます。雨漏りの入口になりやすい隅部を先に押さえるのが鉄則です。
バルコニー トップコート 2回目
2回塗りで防水層の厚みを確保しました。紫外線から下層の防水材を守る保護膜となり、バルコニーの防水性能を長持ちさせます。
笠木 シーリング撤去
今回とくにご覧いただきたい工程です。笠木は真上を向いているため雨が直接当たり続け、ジョイントのシーリングが切れると手すり壁の内部に水が入り込みます。下から見上げても劣化が分からず、足場を組んだときにしか点検できない部位です。
笠木 シーリング充填
撤去・清掃・プライマー塗布のあと、新しいシーリングを充填します。「外壁も屋根もきれいなのに雨漏りする」という現場では、この笠木が原因というケースが実に多いのです。
完成|屋根
足場を外す前の屋根です。無機塗料のグレーが均一に行き渡り、光を受けてつややかに輝いています。雪止め金具も含めて、次の10年を安心して迎えられる状態になりました。











































