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【八幡平市 屋根塗装】赤錆が浮いた金属屋根を再生|錆止め2工程+遮熱ミッドナイトブルー|W様邸

(2026.09.15 更新)
施工後施工後After
施工前施工前Before

【八幡平市 屋根塗装】赤錆が浮いた金属屋根を再生|錆止め2工程+遮熱ミッドナイトブルー|W様邸 施工データ

施工住所岩手県八幡平市
施工内容 屋根塗装外壁修繕その他工事・リフォーム工事
エリア 八幡平市
施工内容詳細屋根塗装(錆止め2工程+上塗り2回)・雨漏り補修・外壁取り合い部の補修
工事を行ったきっかけ 
屋根材金属屋根(横葺)
屋根使用塗料アステックペイント シャネツトップワンSi-JY(ミッドナイトブルー)

担当スタッフより

八幡平市のW様邸にて、金属屋根(横葺)の塗装と、屋根と外壁の取り合い部の補修を行いました。ドローンで撮影した施工前の屋根には、赤い錆が点々と浮き上がった状態が写っています。地上からは絶対に分からない、屋根の「本当の状態」です。

この現場でいちばん時間をかけたのは、色を塗る工程ではなく錆を止める下地づくりでした。ここでは、錆びた金属屋根はどう直すのかを詳しくご紹介します。

屋根の錆は、地上からは見えにくい

W様も「色があせてきたのは分かるが、実際どうなっているかは分からない」とおっしゃっていました。屋根は建物のなかで唯一、住んでいる人が自分で確認できない部位です。

今回ドローンで撮影したところ、屋根面のあちこちに赤茶色の点——錆が浮いているのが確認できました。塗膜が痩せて素地が露出し、そこから錆びはじめた状態です。放置すれば錆は面で広がり、やがて板金に穴が開いて雨漏りに至ります。そうなると塗装では直せず、カバー工法や葺き替えという大掛かりな工事になってしまいます。

逆に言えば、点錆の段階で見つけられれば、塗装で十分に延命できるということ。ドローン点検の価値はここにあります。

錆びた金属屋根の正しい直し方|錆止めを2工程重ねる

錆が出ている屋根に、いきなり上塗り塗料を塗っても意味がありません。錆の上に塗った塗膜は、下から錆が進んで数年で浮いてきます。大切なのは「錆を止めてから塗る」ことです。

① 高圧洗浄
まずは汚れと、粉状に劣化した旧塗膜を洗い流します。ここが甘いと、後のすべての工程が無駄になります。

② アステックペイント「ラス・トレイント」の塗布
今回の要となる材料です。ラス・トレイントは錆の上から直接塗れる防錆材で、錆を化学的に安定させて進行を止める働きをします。錆を完全に削り落とすのが理想ですが、金属屋根の広い面積すべてを素地まで研磨するのは現実的ではありません。ラス・トレイントを使うことで、残った錆を「進まない状態」に封じ込めた上で塗装できます。ハゼ(板金の継ぎ目の立ち上がり)など、錆が出やすく塗り残しやすい部分はハケで丁寧に塗り込みました。

③ 上塗り2回
下地が整ってから、ようやく仕上げの塗装です。1回目・2回目としっかり塗り重ね、規定の膜厚を確保しました。

写真の「ラス・トレイント完了」をご覧いただくと、錆の赤茶色が透けて見えるはずです。これは施工不良ではなく、錆を封じ込めた状態。この上に上塗りを重ねることで、はじめて美観と耐久性が両立します。

【屋根塗装】アステックペイント「シャネツトップワンSi-JY」(色:ミッドナイトブルー)

アステックペイント シャネツトップワンSi-JY 屋根用遮熱塗料

上塗りには遮熱性能を備えたシリコン系の屋根用塗料を採用しました。太陽光の赤外線を反射することで屋根表面の温度上昇を抑え、夏場の2階の暑さをやわらげます。金属屋根は日射をまともに受けるため、遮熱の効果を実感しやすい部位です。

色はミッドナイトブルー。当初はスカイブルーでご提案していましたが、工事直前にメーカーの生産終了が判明したため、W様とご相談のうえ変更しました。塗料の色は廃番になることがあり、契約から着工まで期間が空くとこうしたことも起こります。今回は深みのある濃紺が白い外壁を引き締め、結果としてより落ち着いた佇まいになりました。

屋根と外壁の「取り合い」も補修

ドローン写真の2枚目には、下屋根と外壁がぶつかる取り合い部で、外壁材の表面がめくれているのが写っています。ここは雨水が集まりやすく、雨仕舞い(水の逃がし方)が崩れると内部に水が回りやすい要注意ポイントです。

塗装とあわせてこの部分の傷みを補修し、雨水の入口を塞ぎました。屋根を塗るだけでは雨漏りは止まりません。「どこから水が入っているか」を先に押さえてから仕上げる——この順序が何より大切です。

金属屋根・錆についてよくあるご質問

Q. 錆が出ていても塗装で直りますか?
A. 点状の錆(点錆)の段階なら塗装で十分対応できます。 ただし、錆が面で広がっている、触るとボロボロ崩れる、穴が開いているといった場合は、カバー工法や葺き替えをご提案します。判断の境目を正しく見極めるのがプロの仕事です。

Q. 錆はどれくらいで進みますか?
A. 岩手のような寒冷地では、凍結融解の繰り返しが塗膜の劣化を早めます。点錆を見つけてから穴あきまでは数年〜十数年ですが、一度面で広がりはじめると進行は加速します。「まだ小さいから大丈夫」と先送りするほど、工事の規模も費用も大きくなります。

Q. 屋根の状態はどうやって確認すればいいですか?
A. ご自身で屋根に上がるのは大変危険です。イエマモではドローンによる屋根点検を無料で行っています。撮影した写真・映像をその場でご覧いただきながら、状態をご説明します。「見えないから不安」を解消するのが最初の一歩です。

Q. 錆止めを塗れば錆はなくなりますか?
A. 錆そのものが消えるわけではありません。「これ以上進まないように封じ込める」のが錆止めの役割です。だからこそ、早い段階で処置するほど効果が高くなります。

Q. 屋根塗装だけでも頼めますか?
A. もちろんです。今回のW様邸も屋根塗装が中心の工事でした。外壁がまだ健全であれば、傷んでいる屋根だけを先に手当てするのは合理的な判断です。

八幡平市・盛岡市で屋根の錆にお困りの方へ

イエマモは盛岡市・滝沢市・矢巾町・紫波町・八幡平市・雫石町を中心に、屋根塗装・外壁塗装を専門に手がけています。雪の多い岩手では、屋根は住まいのなかで最も過酷な条件にさらされる部位です。それなのに、いちばん状態が分からない場所でもあります。

「屋根を見たことがない」「錆が出ていると言われたが本当か分からない」——そんなときこそ、まずはドローンで一緒に見てみませんか。点検・現地調査・お見積りはすべて無料です。見た結果「まだ大丈夫です」とお伝えすることもあります。お気軽にご相談ください!

【八幡平市 屋根塗装】赤錆が浮いた金属屋根を再生|錆止め2工程+遮熱ミッドナイトブルー|W様邸 写真ギャラリー

  • 施工前|建物外観
    施工前|建物外観
    施工前のW様邸です。白い外壁はまだきれいでしたが、屋根は色あせが進んでいました。地上から見上げても屋根の細かい状態は分かりません。だからこそ、まずドローンで確認することから始めました。
  • 施工前|屋根に浮いた赤錆
    施工前|屋根に浮いた赤錆
    ドローンで撮影した施工前の屋根です。金属屋根の面に、赤茶色の点が無数に浮いているのが分かります。塗膜が痩せて素地が露出し、そこから錆びはじめた状態。放置すれば錆は面で広がり、やがて板金に穴が開いて雨漏りに至ります。
  • 施工前|屋根と外壁の取り合い
    施工前|屋根と外壁の取り合い
    下屋根と外壁がぶつかる取り合い部です。外壁材の表面がめくれているのが見えます。ここは雨水が集まりやすく、雨仕舞いが崩れると内部に水が回りやすい要注意ポイント。塗装とあわせて補修しました。
  • 屋根 高圧洗浄
    屋根 高圧洗浄
    工事のスタートは高圧洗浄から。業務用洗浄機で汚れと、粉状に劣化した旧塗膜を洗い流します。ここが甘いと、このあとのすべての工程が無駄になってしまいます。
  • 錆止め①|ラス・トレイント塗布
    錆止め①|ラス・トレイント塗布
    今回の要となる工程です。アステックペイント「ラス・トレイント」は錆の上から直接塗れる防錆材で、錆を化学的に安定させて進行を止めます。ハゼ(板金の継ぎ目の立ち上がり)など錆が出やすい部分は、ハケで丁寧に塗り込みました。
  • 錆止め②|ラス・トレイント完了
    錆止め②|ラス・トレイント完了
    塗り終えた状態です。錆の赤茶色が透けて見えますが、これは施工不良ではなく錆を封じ込めた状態。錆を完全に削り落とすのは現実的でないため、「進まない状態」にしてから塗装するのが金属屋根の正しい直し方です。
  • 下屋根 上塗り 1回目
    下屋根 上塗り 1回目
    下地が整い、いよいよ仕上げの塗装へ。アステックペイント「シャネツトップワンSi-JY」ミッドナイトブルーを塗布していきます。遮熱顔料が太陽光の赤外線を反射し、屋根表面の温度上昇を抑えます。
  • 下屋根 上塗り 1回目完了
    下屋根 上塗り 1回目完了
    下屋根の全面に1回目が入りました。深みのある濃紺が、白い外壁によく映えます。錆止めで下地を整えているぶん、塗料の乗りも均一です。
  • 下屋根 1回目完了(別角度)
    下屋根 1回目完了(別角度)
    角度を変えて確認。軒先や端部まで塗り残しがないか、施工中も繰り返しチェックしています。
  • 屋根 上塗り 1回目
    屋根 上塗り 1回目
    大屋根の塗装に移ります。ローラーの重ね幅を一定に保ちながら塗り進めることで、光の当たり方が変わってもムラの出ない均一な塗膜になります。
  • 屋根 上塗り 1回目完了
    屋根 上塗り 1回目完了
    錆が点々と浮いていた屋根が、一面の濃紺に生まれ変わりました。ここで十分に乾燥時間を確保してから、2回目に進みます。
  • 下屋根 上塗り 2回目
    下屋根 上塗り 2回目
    2回目の塗り重ねです。錆止め2工程+上塗り2回で所定の膜厚が確保され、メーカーが想定する耐用年数をきちんと発揮できる屋根になります。
  • 下屋根 上塗り 2回目完了
    下屋根 上塗り 2回目完了
    つやが出て、仕上がりの深みが増しました。1回塗りでは塗膜が薄く、数年で色あせてしまいます。
  • 下屋根 2回目完了(別角度)
    下屋根 2回目完了(別角度)
    下屋根の端部や谷部まで、しっかり塗り込まれているのが分かります。細かい取り合い部分は刷毛に持ち替え、塗り残しが出ないよう仕上げています。
  • 屋根 上塗り 2回目
    屋根 上塗り 2回目
    大屋根も2回目へ。塗料メーカーが定める塗布量を守り、規定どおりの回数で仕上げるのが、長持ちさせるいちばんの近道です。
  • 屋根 上塗り 2回目完了
    屋根 上塗り 2回目完了
    光を受けて艶やかに輝く屋根が完成しました。実際に屋根へ上がり、色ムラや塗り残しがないか隅々まで目視でチェックしています。
  • 屋根 上塗り 2回目完了(全景)
    屋根 上塗り 2回目完了(全景)
    足場を外す前の全景です。色あせと赤錆が目立っていた屋根が、深みのあるミッドナイトブルーに生まれ変わりました。これで八幡平の厳しい冬も安心して迎えられます。